No.4 東京農工大学 農学部 生物生産学科

記事No.4

氏名

S.A.

八高(八代中)卒業年次

71回卒(八代中5回卒)

大学・学部・学科/卒業年

東京農工大学 農学部 生物生産学科/2023 卒業予定

八高時代の自分

ソフトテニス部やJRC部、生徒自治会に所属し、様々なことに挑戦していました。2年生まではソフトテニス部やJRC部の活動、自分の趣味や友達と遊ぶことなどに没頭していました。今でも部活動の仲間や当時のクラスメイトとは仲が良く、良い交友関係を築けたことが八高で過ごした一番の財産だと思っています。

本格的に受験勉強に取り掛かったのは3年生になってからです。定期テスト前以外で勉強をする習慣が身についていなかったため、受験生になってから集中力が続かないことに苦労しました。

進路の決め手

農学部に興味を持ったのは中学3年生のときです。将来、食品会社や化粧品会社に勤めたいと考えていたところ、農学部が就職に有利であると知ったからです。また、関東での就職を希望していたので、関東にある農学部に進学したいと思い、東京農工大学を目指し始めました。それまでは、自分には無理だと決めつけなかなか志望大学を絞れずにいました。しかし、第一志望の大学を東京農工大学と決めてから自分の中でのモチベーションが上がり、成績も上がりました。高い目標を持つことで、頑張れたのだと思います。

受験方法

私はセンター利用推薦という方法で受験し合格しました。センター試験の成績、志望理由書、調査書、で選考されるというものでした。一般的な推薦入試とは違い、面接や小論といった試験はなかったため、推薦入試対策というものは特に行っていません。この大学に入りたいという強い意志があったので、それを志望理由書として提出しました。センター試験の結果次第では、一般入試で同じ大学を受けるつもりだったので、結果が出るまでは二次試験対策を行っていました。

大学で学んだことや思い出

私の所属している生物生産学科では、農場実習や実験も一年次から多くあり、実践的に学ぶことができ楽しかったです。また、植物系や畜産系、経済系など幅広い分野について学ぶことができ、色々な経験をすることができました。今は遺伝子細胞工学という分野の研究室に入り、植物ホルモンに関する勉強をしています。

学内外での活動(サークル・部活・学生団体等)

サッカー部のマネージャーをしていました。大学の部活動は運営のほぼ全てを学生が主体となって行います。所属する連盟との連絡や公式試合の運営、練習試合の企画など幅広い仕事を行っていました。責任を感じ大変だと思う時もありましたが、色んな大学の監督やマネージャーの方々と関わることができ、貴重な経験をすることができました。

すでに引退しましたが、部活動で長い時間を一緒に過ごしたからこそ先輩や同期、後輩との繋がりは強く、今でもドライブに出掛けたりご飯に行ったりしています。

自分の大学・学部の魅力

東京農工大学は学生の数が少ないことがおすすめできるポイントだと思っています。他の大きい大学に比べて、生徒に対する先生の数と研究費が大変多く、充実した環境で勉強や研究ができます。学生の数が少ないことで、先生との距離も近く充実した濃い講義を受けることが出来ます。また、真面目で穏やかな学生が多く、アットホームな雰囲気の中で学校生活を送ることができます。

 自分の大学・学部を検討する際の注意点

小規模な大学であるため、サークル活動が活発でない点や学祭等イベントの規模が小さい点が、キラキラした大学生活を想像している人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。また、都内といっても都心にあるわけではなく、大学周辺に飲食店などの充実した施設は少ないです。

現役八高生へのメッセージ

勉強や部活で忙しい日々を送っているかと思いますが、その経験がいつか自分の糧になると思います。高校生にしかできない、様々なことに挑戦してみてください。八高生の皆さんが充実した学生生活を送れるよう応援しています。