No.9 慶應義塾大学 法学部

記事No.9

氏名

H.S.

八高(八代中)卒業年次

70回卒

大学・学部・学科/卒業年

慶應義塾大学 法学部 政治学科/2022卒業予定

八高時代の自分

八高時代は授業と部活に精一杯の毎日で、特別な学生生活は送っていません。学習面では、将来の進路選択の幅を広げるために、定期テストには力を入れていました。また、当時英語や海外生活に興味があったため、海外への短期研修などに参加しました。部活動では副部長を経験させていただき、吹奏楽の技術だけでなく、コミュニティの中での自分の役割やあるべき姿を学ぶことができたと思っています。

進路の決め手

もともと国公立を一般受験するつもりでしたが、担任の先生から推薦の話をいただき、まさかと驚きました。学部について詳しく調べてみると、英語に特化したクラスを受講することができることに加え、卒業後の進路が幅広いことがわかりました。この時点で英語に興味はあったものの、明確な将来は決まっていなかった私に合うと感じ決定しました。また、それまでコツコツと頑張ってきた評定を用いて受験できた事も決め手になったと思います。

受験方法

私は指定校推薦入試で進学しました。試験内容は決められた内容に関する数千字の小論文と、自己紹介のような千字程度の小論文の提出です。担任の先生と夜遅くまで学校に残り何度も何度も書き直したのは今では良い思い出です。協力してくださった先生方には感謝しかありません。

大学で学んだことや思い出

大学1、2年生では通常授業に加え英語インテンシブコースを選択し、英語学習に励みました。当初は周りに圧倒されて心が折れそうになることもありましたが、コツコツと2年間続けることで大きく成長できたと思います。特に人前でプレゼンテーションを行う授業や、アカデミックな英語エッセイを書く授業は達成感の大きかった授業です。英語への自信が付き、海外旅行や短期留学を楽しむこともできました。3年生からは行政学を扱うゼミに入り、ゼミ仲間や教授と議論したり、卒業論文の執筆を行なったりしています。

学内外での活動(サークル・部活・学生団体等)

ハンドボールサークルと、ミスター慶應コンテストを運営する学生団体に所属していました。ハンドボールサークルでは毎週の定期的な活動やイベントを行い、「ザ・大学生」のような楽しい活動ができたと思います(笑)。対してミスター慶應コンテストを運営する学生団体では、大手商社に就職された先輩と一緒にマーケティングやSNS運用、企業とのタイアップ企画などこれまで経験したことのない活動ができ、良い経験となりました。

自分の大学・学部の魅力

私が慶應義塾大学に入って最も感じたことは、多様性と積極性です。日本だけでなく世界各国から集まった学生が自分の興味のあることに積極的に挑戦していく姿には本当に良い影響を受けたと思います。慶應と聞くとチャラいというイメージを持っている人も多いかもしれません。(私もそうでした(笑))実際には大きな夢や野望を持った活気ある学生が多い大学だと思います。また、大きな大学ということもあり三田祭や、六大学野球の観戦など沢山のイベントを楽しむことができ、充実したキャンパスライフを楽しめるところもおすすめです!

 自分の大学・学部を検討する際の注意点

法学部政治学科は政治学科目だけでなく自ら選んで幅広い科目を学べるので、特に注意することはないと思います。強いていうならば、教職課程は卒業単位に加えて別で取らなければならないので、少し大変だと思います。

現役八高生へのメッセージ

八高生、なんだかんだ忙しいですよね。その生活の中で、積極的に情報を得る事を心がけてみると良いと思います。ニュースや新聞を毎日10分だけ見てみたり、寝る前にラジオを聴いてみたり…。そこで、自分の興味を知ることができると思うからです。大学選びも就職先選びも人生を左右します。しっかり自分を知って選択してほしいと思います。

また、慶應義塾大学について何か聞きたいことがあればなんでも聞いてくださいね。