No.8 高知大学 地域協働学部
記事No.8
氏名
T.R.
八高(八代中)卒業年次
70回卒(八代中4回卒)
大学・学部・学科/卒業年
高知大学 地域協働学部/2022 卒業予定
八高時代の自分
八高では生徒自治会、JRC部でとにかく新しいことに挑戦していました。JRC部では部長を務めさせていただき、周りのメンバーに助けられながら様々な活動を行いました。ジェンダー問題からフェアトレード、障がい者問題、留学生との交流、などをひとつひとつ自分ごととして噛み砕き理解していくことを意識していました。グローバルに物事を捉えて、ローカルに行動を起こすグローカルを目標に掲げていたことを覚えています。もちろん今もその目標は変わりません。
進路の決め手
私が高知大学という熊本から遠く離れた地を選んだ理由は、日本で初めて地域系の学部が作られた大学だからです。
近年、地域活性化を促すような学部が多く出てくる中で高知大学地域協働学部は3年間にわたり自分の実習地を決めその地域の問題解決に励み、地域に根ざしていると言う点が特徴的で魅力的です。
受験方法
一般前期で受験しました。小論文対策を多く行い、地域活性化だけでなくいろんな分野で自分の意見をきちんと持っておくことを意識しました。
大学で学んだことや思い出
大学では限界集落という言葉が生まれた地域で3年間実習に入らせてもらっていて、その地域を支えてきた文化や風習はどのように人の生活に生きているのか、それらをどう保護して継承していくのかを研究しています。実習地の方と実習メンバーで築いた関係は一生大事にしていきたいです。
学内外での活動(サークル・部活・学生団体等)
学外では地域研究ユニットタテマエという団体に所属しています。協定を結び、地域公認の立場で日常に根ざしたアクティブプロジェクトとパッシブプロジェクトをバランスよく行っています。様々な視点から一つの地域を見ることで問題を浮き彫りにし、住民と共に地域について考えていける環境にいることができ、貴重な体験を多くすることができています。詳しくは「地域研究ユニットタテマエ」で検索してみてください!
自分の大学・学部の魅力
私の学部の誇れるポイントは「地域を元気にしたい」という目的こそ同じものの、アプローチがみんな違うことで学生同士で話していて刺激をもらい、先生方も多岐にわたる専門の方々がいらっしゃるので、広い視野で勉強をすることができることです。また、地域の方も優しく第二の故郷のような気持ちにもなれ、先生方との距離も近いため相談事にもたくさん乗ってもらえます。地域協働学部に関わる人が温かい人ばかりでとても過ごしやすいです。
自分の大学・学部を検討する際の注意点
地域協働学部では比較的いろいろなことが出来ます。その分自分のやりたいこと、自分の意見をきちんと持っておかないとなにも得られないまま時間だけが過ぎていきます。入学して人に揉まれながら考え方も意見もどんどん変わると思いますが、自分の軸を持つことを大事にしてほしいです。
現役八高生へのメッセージ
今は勉強に部活にやることが多くて大変だと思います。でも自分の趣味、好きなことを大切にしてください。それらはきっと将来自分を助けてくれるだろうし、進む道を広げてくれるかもしれません。高校生活ではなんの役にも立たないことでも自分の個性として大事にしてほしいです。もう今の時代はなにが仕事になって、なにが自分の可能性を広げてくれるかわかりません。もちろん勉強も頑張るけど、好きなアニメでも漫画でもアイドルでもゲームでも趣味は自分自身に深みを出してくれるものだと思います。大事にしてみてください!