第28回大和路ハイク「城址&金魚の町」大和郡山を訪ねて
第28回大和路ハイクは、令和3年4月4日(日)に「城址&金魚の町」大和郡山を訪ねる。この地は第7回の例会(2010年11月)でも訪ねた。
俳人松尾芭蕉は「さまざまの事思ひだす櫻かな」と詠む。今回の例会は観光ボランティアガイド付きで城址と&金魚の町を散策。令和の世に生きる人は、城址の周辺に咲く桜花をどう詠むだろうか?続日本100名城に選ばれる郡山城の築城は天正8年(1580年)筒井順慶による。その後豊臣秀吉の弟豊臣秀長が入城して紀伊、和泉、大和の国も治める。天守台からの遠望は東に若草山、西に生駒山、北に西ノ京の薬師寺の塔、南に二上山等が花曇りの中に360度拡がる。城址内は飲食禁止で西公園に移動して昼食。
午後は秀長の菩提寺春岳院。藺町。箱本館紺屋。源九郎稲荷神社。町屋物語館等を花散らしの雨降る中を、金魚の泳ぐ城下町を彼方此方と訪ね、近鉄大和郡山駅へと向かった。
(文責:橋口敏昭)