第26回大和路ハイク「室生寺から大野寺へ」

第26回の例会は令和2年4月5日(日)に開催。桜花爛漫の室生寺と大野寺を訪ねた。集合地の近鉄室生口大野駅の構内も満開の桜花に包まれる。室生寺までは近鉄バスで約20分。
室生寺の名刹を知ったのは関西大生となって昭和33年の初夏頃。学内の図書館で写真家土門拳の写真集「日本の寺ー室生寺」を閲覧して。翌年の春、今回同様の桜花の頃を待ちきれずに、後で整備され東海自然歩道となる工事中の山道を歩く事約2時間30分。室生の里へ入った遠い日の記憶が蘇る。
室生寺は奈良時代の末期、興福寺の高僧達により建立。女人を禁制した高野山に対して女性の参拝を許したことから「女人高野」と称される。仁王門を潜り、鎧坂の両脇に植えられたシャクナゲが所々に花を咲かせている。後の月になれば鎧坂が真っ赤に染まるだろう。金堂は帰りにゆっくり拝観する事として、国宝の五重塔を眺めながら昼食のおにぎりを摂る。昼食後、本堂の本尊如意輪観音菩薩像を拝し金堂へ。内陣には釈迦如来立像や薬師如来、地蔵菩薩像、十二神将像等々国宝、重文の神々が鎮座される。
今春はコロナ騒動で、日本列島に暗雲が立ち込めているが、室生の里は静寂で桜花と神々にゆっくり対話の出来る時間が持てた。次回の第27回例会は令和2年11月8日(日)。近鉄桜井駅11時集合。聖林寺と石位寺を訪ねる予定。

      (文責:世話人橋口敏昭 電話090-5674-6461)